徳島赤十字ひのみね医療療育センターは、病院機能を持つ福祉施設で、外来診療やリハビリを行っています。

　大道芸などで見られる皿回しを、身近にある紙皿や新聞紙等を使って制作しました。

　今回の制作では、1工程ずつの説明を聞きながら、一つずつ作り上げてもらいました。手順書を使用しない分、全体説明をしっかり見聞きするよう事前に知らせておくと、一生懸命見聞きしている姿が見られました。細かな工程になると、1度の説明では理解が難しい部分もありましたが、スタッフに聞きながら、最後まで諦めずに作りあげることができていました。

　実際に遊ぶ時間では、回し方をじっくり練習したり、自分なりに技を考えて挑戦してみたりしていました。上手にできるとスタッフや友だちに嬉しそうに報告する姿も見られ、各々の楽しみ方で紙皿回しに取り組んでいました。

　5月の制作活動でも、説明をよく見聞きして理解することをねらいとして行う予定です。よく見聞きするために大切な事を知り、実践しながら取り組んでもらえればと思います。