児童発達支援・放課後等デイサービス
じゃんぷだより
7月じゃんぷブログ
2022-07-20
じゃんぷ「輪になって遊ぼう!」
全員が一つの輪になって、ハンカチ落としやルーレットゲーム(別名:爆弾ゲーム)などを行いました。どのゲームも、簡単なルールがあり、ルールを理解し守ることで楽しく遊べます。明確な勝敗はつきませんが、鬼になったり、あまりありがたくない役割を担ったりします。
ゲームでは、みんなが楽しく遊ぶためのふるまいについて考える機会も持ちました。例えば、鬼のタッチをぎりぎりでかわした時に、「どんな喜び方がいいかな?」との問いかけに、「鬼をからかうように喜ぶのは、自分もされると嫌だから、自分だけで喜ぶ」との答えが返ってきました。また、ルーレットゲームで、隣の友だちを見ずにハンカチを投げてハンカチが落ちてしまうと、次からはちゃんと相手の方を見て、手渡すことができました。渡す相手を見る、受け取る時も相手を見る、受け取りやすいように考えて渡すなど、コミュニケーションの基本となる行動が、誰かに言われるのでなく自分で気付いて実践できていました。
何気なく楽しむゲームのなかで、相手を思う気持ちや、コミュニケーションに大切なことを、自然に学び取っている子どもたちの様子を見ていると、基本的なルールやマナーを理解してもらうためには、してはいけない行動や態度などではなく、周りの人が喜んだり、うれしくなったりすることを伝えていくことが大切なのだと気づかされます。
今回のように、友だちと楽しく過ごすための基本的なルールを、子どもたちが実感を持って理解する機会を増やしていきたいと思います。
