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児童発達支援・放課後等デイサービス

じゃんぷだより

1月じゃんぷブログ

2023-01-20
【じゃんぷ「送ってレース」】
「送ってレース」は、バケツリレーの要領で、時間内にどれだけたくさんのボールをゴールまで運べるかを競うゲームです。ボールを早く多く運ぶためには、仲間といかに息を合わせるかがカギとなります。まずは、何も指示せず自由にやってもらうと、声をかける児もいれば、無言でボールを差し出す児もいて、うまくタイミングが合いません。次に、一切声を出さずにしてもらうと、さっきよりもさらにタイミングが合わない様子でした。そこで、うまくボールを送るためにどうすれば良いかを考えてもらうと、「声をかけ合う」「相手をみる」などの意見があがり、今度は、ボールを渡す時、受け取る時に、「はい!」と言うことを意識してやってみました。すると、お互いのタイミングが合うことが増え、たくさんのボールを運ぶことができました。子どもたちからは、「やりやすい」「こっちを見てくれる」等の感想が聞かれました。後半は、股の下をくぐらせて送るなど、難易度が上がりましたが、ボールを送る体勢が変わっても、友だちと声をかけ合いながら調子を合わせてボールを送ることができました。一つのことを一緒にするときの、両者の間の調子や気持ちが合うことを息が合うと言います。子どもたちはゲームを楽しむなかで、声をかけ合う、相手をよく見てペースを合わせるなど、友だちと息を合わせるために大切なことを自然に学び実践できていたように感じます。この経験が相手を思いやる気持ちや、友だちとの良い関係作りにつながっていってほしいと思います。
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