徳島赤十字ひのみね医療療育センターは、病院機能を持つ福祉施設で、外来診療やリハビリを行っています。

春の香りや鳥の声、優しい風が、いろいろな春を運んでくれています。早いもので、今年度も残りか月となりました。この1年を振り返り一人ひとりが自分のペースで大きく逞しく成長した姿をスタッフ一同うれしく感じているこの頃です。また、今年度も感染対策にご協力いただきありがとうございました。3月も感染対策を行いながら子ども達が楽しく取り組める活動を予定しています。楽しみにしていてくださいね。

3月3日はひな祭り。冬から春に移り変わるこのころ、モモの花が咲くところから「桃の節句」とも呼ばれています。また、モモは、邪気を払い、多産の象徴でおめでたい植物とも考えられていました。おひなさまや桃の花を飾って、子どもたちの成長を祝いましょう。

いつもしている足浴に入浴剤を入れ、色や香りを楽しみながら温泉ごっこを行いました。普段は足浴をしていない子ども達も入浴剤入りのお湯に足をつけるとニコニコした表情になり、お湯に手を伸ばして触れる子や終わりにしようと声をかけても気持ちがよかったのか「まだー」と言ってくる子もおり楽しく、ほっこりする時間となりました。

みんなでお菓子の空箱で鬼を作り、鬼退治を行いました。

鬼を退治する前には、泣き虫鬼や赤い鬼などどの鬼を退治したいのか考えてから鬼退治をしたり、全ての鬼が倒れるまで何度も挑戦したりしていました。この一年、ほっぷの子どもたちが健康に過ごせますようにと願いを込めて豆まきをしました。

　活動室のフロアで階段や坂道を作ってサーキット遊びをしました。坂道を座って滑ったり、転がったり、慣れてくると坂道を歩いて登り、階段を降りたり身体全体を使って楽しみました。階段を上るのも降りるのも段々と上手になってきました。子どもたちの発達段階に応じた楽しい療育活動を提案していきたいと思います。