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臨床心理

臨床心理担当トピックス

2018-06-21
臨床心理のページを更新しました
2016-11-06
ヴァインランド適応行動尺度の講習会に参加しました
2016-05-06
臨床心理のページを更新しました

臨床心理担当についてご案内

 臨床心理担当では、2名の公認心理師/臨床心理士が配置され、外来や入所者の方のこころのサポートや発達の支援を行っています。主に自閉症スペクトラム障害、AD/HD、学習障害などの発達障害や、不登校、不安障害、心身症など心身の不調を抱えるお子さまとご家族への心理的援助を行っています。

心理検査

面接の一場面
 心理検査は、知的発達や認知特性、性格傾向や心の状態を調べるものです。検査を通じて得られた情報を、検査所見として書面にまとめ、ご家族にその結果をご説明しています。
 検査を通して「その子らしさ」を知ることで、ご家族や支援者がお子さまへの理解を深め、今後の療育や支援について一つでも新しい気づきが得られることを願っています。
 主に実施している検査としては、発達及び知能検査(WISC-Ⅳ、田中ビネー知能検査Ⅴ、KABC-Ⅱ、新版K式発達検査2001、TOMなど)、人格検査(P-Fスタディ、描画テストなど)、読み書きや見る力の検査(改訂版小学生の読み書きスクリーニング検査、音読検査、WAVES、など)があります。

心理カウンセリング

 気分が落ち込んだり、イライラしやすい時、学校や家族・友達関係のことで悩んだ時に、相談できる場所が心理カウンセリングです。様々な心の悩みについて、ゆっくりお話を伺いながら一緒に解決を考えていきます。面接室には、箱庭や様々なおもちゃ、絵を描く道具などがあり、自由に安心して自分自身を表現できる環境づくりを心掛けています。様々な関わりを通して、寄り添いながら、お子さまの心の成長を促しています。
 また、お子さまだけでなく保護者の方が、お子さまへの支援の仕方や関わり方について相談することもできます。

その他の業務

・職員対象のメンタルヘルス相談
 メンタルヘルス相談員として、職員が気軽に相談できる体制を整えています。最近では、ストレスチェックを毎年実施し、こころのセルフケアを推進しています(ストレスチェック実施者研修受講済み)。
 また、新採用者に対しては、4月の研修でメンタルヘルスに関する講演を毎年行っています。さらに勤務3ヶ月後には、お一人ずつ面談を行い、職場適応を支援しています。職員全員がやりがいを持って働ける職場づくりに取り組んでいます。
 

・児童発達支援センターひのみねでの療育支援
  毎週水曜日にスタッフとして参加しています。他のスタッフと協働しながら、それぞれのお子さまの認知特性や性格傾向を踏まえた療育を行っています。また、外来で心理検査を行ったお子さまについては、検査所見を療育に取り入れ、活動しやすい環境づくりを心がけています。
 

・NICUの後方支援活動における心理支援
 当センターでは、NICU後方支援として、重症心身障がいのあるお子さまが入所されており、そのご家族への心理的支援を行っています。在宅生活に向けて、不安や悩みを安心して話せる場を提供しています。
 

・児童発達相談(派遣業務)
 毎月1~2日間ほど、自治体の依頼を受けて、保健センターにお伺いし、発達相談を行っています。地域の保健師と協働しながら、育児や療育の悩みをお聞きし、必要に応じて発達検査を行っています。

臨床心理トピックス

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ヴァインランド適応行動尺度講習会に参加

2016-11-06
荻原先生の講義に皆さん熱心に耳を傾けています。
 平成28年11月6日(日)、県内の心理士らが定期的に開催している勉強会が当センターで開催されました。
 講師に北海道教育大学旭川校の萩原 拓教授をお招きして、ヴァインランド適応行動尺度の基本的な考え方を解説いただきました。また、検査用紙を使いながらアセスメントの実際を体験することができました。
 今度も、新しい心理検査やアセスメントを学び、患者様に役立つ情報提供ができように努めたいと思います。
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